令和5年度小児インフルエンザ予防接種一部助成について

小児インフルエンザ予防接種
一部助成について

 インフルエンザは、発病してもその多くは自然に回復しますが、肺炎、気管支炎、脳症、ライ症候群、心筋炎等の合併症を併発することがあり、基本的に軽症の「かぜ症候群」と比べると、重症化しやすい感染症とされています。また、症状としては、発熱(通常38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛などが突然あらわれ、咳・鼻水などがこれに続き、約1週間の経過で回復することが典型的ですが、これら全身症状がかぜ症候群より強いことも特徴です。
 日本ではおおよそ12月下旬頃に流行が始まり、翌年の1月から3月頃に患者数が増加し、4月から5月にかけて減少していく傾向があります。

 七宗町では、令和5年度より小児インフルエンザワクチン予防接種を希望される方に、接種料金の一部費用を助成します。注意事項を必ずご確認ください。
 接種に伴い、感染防止対策をお願いすることがあります。マスクの着用や体温チェック、人との距離をはかる等、医療機関の指示にご協力をお願いします。

接種の流れ

 医療機関へ接種予約 → 予約日に医療機関で接種 → 医療機関で支払い 

      ※予約不要の場合もあります

対象者   

接種日現在、七宗町に住民票のある生後6か月~中学3年生までのお子さま

助成回数   

①生後6か月児~13歳未満:2回
②13歳以上~中学3年生:1回

接種期間

令和5年10月1日(日)~令和5年12月31日(土)

  • この期間以外に接種すると、全額自己負担となります。

接種場所

加茂管内の指定医療機関(添付の医療機関一覧を参照)

  • 委託医療機関以外で受けられた時には、全額自己負担となります。

助成金額

助成額:1回 2,000円

自己負担金 : 助成額(2,000円)を差し引いた金額

  • 医療機関によって、インフルエンザ接種費用は異なりますので、委託医療機関に、ご確認ください。
  • 医師の判断等で助成回数を超えて接種した場合、助成回数を超えた分は助成対象となりません。

接種時の

注意事項

  1. 医療機関では、保険証もしくは福祉受給者証を提出し、「七宗町民であること、対象年齢であること」の確認をうけてください。
  2. 予防接種の際は、保護者が同伴してください。
  3. 医療機関でご用意されている予診票をご利用いただき、接種をしてください。

接種時の   

注意事項

 予防接種を受けることが出来ない人

  1. 接種当日、明らかに発熱のある人。
  2. 重篤な急性疾患にかかっている人。
  3. インフルエンザワクチンに含まれる成分によって、アナフィラキシーショックを起こしたことがある人。
  4.  以前にインフルエンザ予防接種を受けた時、2日以内に発熱、全身性発疹等のアレルギーを思わせる症状があった人。
  5. その他、医師が不適当な状態と判断した場合

    ※上の1.~4.に入らなくても医師が接種不適当と判断した場合は接種を受けられません。

【同時接種・接種間隔について】

  1. インフルエンザワクチンと他のワクチンとの同時接種に制限はありません。
    新型コロナウイルスワクチンとの同時接種も可能です。
  2. 最近、ウイルス性疾患等に罹患した場合は、予防接種を受けるまでに間隔をあけることが必要な場合もあります。

    同時接種や接種間隔についてのご相談は、事前に医療機関又は生きがい健康センターへお問い合わせください。

【副反応について】
 重大な副反応として、まれにショック、アナフィラキシー(じんましん、呼吸困難、血管浮腫等)があらわれることがあります。その他にもギラン・バレー症候群、けいれん、脊髄炎等の症状があらわれたとの報告もあります。これらの症状のほとんどは、接種後30分以内に生じています。接種後30分間は医療機関での状態観察、もしくは医師とすぐ連絡が取れるようにしておきましょう。
 比較的多くみられる副反応として、10~20%の方に接種した部位の赤み、はれ、痛みがあるとされています。また、5~10%の方に、発熱、頭痛、寒気、だるさがみられています。いずれも、通常は2~3日程度で軽快します。

 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。また、生きがい健康センターにもご連絡ください。

【日常生活でもインフルエンザを予防しましょう】
 インフルエンザワクチンの予防効果が期待されるのは、接種後2週間から5か月程度と考えられています。計画的に接種しましょう。
 現在国内で用いられている不活化のインフルエンザワクチンは、インフルエンザ発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされていますが、感染を完全に阻止する効果はありません。ワクチン接種に加え、手洗い・咳エチケットを徹底することや、流行時期は人混みへの外出を控えるなど、日頃から家族や周囲の人たちも一緒に感染予防行動をとることが大切です。

 

【お問合せ先】
七宗町役場健康福祉課(生きがい健康センター内)
電話:0574-48-1112(内線382)